フリーランスで活躍するならこの職種

平均年収と年収アップ方法

平均年収と年収アップ方法

映像翻訳、出版翻訳、実務翻訳と、業務の幅が広い翻訳業。語学力があれば比較的仕事を取りやすい職種でもあります。ここでは、フリーランス翻訳家の年収について詳しく解説しています。

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翻訳家のギャラはどうやって決まるのか

翻訳家のギャラは大抵の場合1文字あたりの単価で決まります。「日本翻訳連盟」によって翻訳料金の目安が設定されていますので、ここを参考にしてみると分かりやすいでしょう。語学力に加え、専門的な知識が必要な分野では1文字あたりの単価料金が高いです。さらに、中国語や韓国語、ロシア語などのような言語は、翻訳者の数が英語に比べて少ないので、英語よりも単価が高めな傾向にあります。また、内容によっては文字数に関わらず、「今回の仕事は〇円」などのように、まとまった金額で依頼されるケースがあることも覚えておきましょう。

フリーランス翻訳家の平均年収はどれぐらい?

では、肝心の平均年収について見ていきましょう。全体的な平均としてはおよそ800万程度と予想されます。ただし、人気翻訳家と初心者の間では大きな開きがあります。こういった格差まで鑑みると、400万円~600万円ぐらいがボリュームゾーンという印象です。以下では、人気の高い分野についてそれぞれ解説をしています。

【映像翻訳】
映像翻訳は映画、テレビドラマなどの字幕や翻訳台本を担当します。字幕は限られた文字数の中で、元のセリフの魅力を損なうことなく、視聴者が理解できるように訳さなければなりません。作品への深い造詣と、高い語学スキル、表現力が求められるため、ハードルが高い分野です。平均年収は480万円~600万円ですが、活躍しているベテランの翻訳家は1600万円~2500万円ほど稼ぐこともあります。

【出版翻訳】
海外で出版された書籍を国内で出版する際に、原書を日本語に訳していく仕事が出版翻訳です。扱うジャンルは小説や実用書に限らず、児童書や歌詞なども含みます。平均年収は480万円程度。とは言え、著名だったり、ベストセラーシリーズを担当していたりする場合は、年収が数千万円という人も。映像翻訳と同じく、豊富な語彙力、高い表現力が必要になるため、出版翻訳をできる人はそう多くないようです。狭き門ですが、スキルアップすれば依頼に恵まれるかも?チャレンジの価値はありそうです。

【その他の翻訳】
初心者でも比較的取り組みやすいのは、実務翻訳。説明書やマニュアルなど、ビジネスにおいて必要な翻訳を指し、医療、金融、IT、特許などの業界で需要が高まっています。映像や出版のように高い表現力は求められませんが、専門的な知識を必要とするケースが多いので、得意な分野を持つ人にオススメです。

年収アップするためには?

年収アップを望む場合、作業効率を上げること、専門分野を広げる、または強化することがポイントとなります。まずは文字数や案件に対して、どれぐらい時間をかけているか、タイムトライアルなどをして現状を把握してみましょう。その上で、スピードアップを意識して取り組むことが大切です。また、語彙力や表現力を磨くことはもちろん、専門知識を高めてたり、扱える言語や分野を増やしてみるのもオススメ。特定のジャンルにおけるスペシャリストを目指すのも良いですね。フリーランスの場合は、単価を決める際に過去の実績が重要なメーターとなります。最初は単価が低くても、依頼数をこなして経験値を重ね、単価交渉の可能性を広げていきましょう。

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